⑬1569崎津に教会を設立し布教開始

13天草5人衆

 戦国時代の天草諸島は、天草市、志岐氏、大矢野氏、栖本氏、上津浦氏といった5人の国人衆が治めていました。

 それぞれ支配領域の境界においては、小競り合いを続けていましたが、血縁関係で結ばれており、対外的な勢力に対しては一致してあたるという面もありました。

 

 1560年栖本・上津浦戦で援軍に駆けつけた平戸の松浦氏が天草において始めて鉄砲を使用し、その威力を見聞きした天草5人衆は、南蛮人から鉄砲を入手しようと画策します。

 こうして、1566年には志岐に、1569年には崎津にアルメイダが訪れることになります。