18無鹿建設の目的
無鹿建設の目的はキリシタンの理想国家の建設でしたが、一方では侵攻を進める島津との境界にあって、緩衝地帯としての面も期待していたのだと思われます。
小説『宗麟の海』で宗麟は、侵攻を進める島津が南蛮貿易により最新兵器を入手することを抑制する為、イエズス会の協力を期待してキリシタンの国構想を発想したのではないかと書かれています。