24ルイス・フロイスの記述
ルイス・フロイスは、『日本史』のなかでアルメイダへの悼辞を記しています。
「ルイス・デ・アルメイダ師は、日本でイエズス会に入ってすでに30年になる。彼はほとんど60歳に達しており、主デウスが当地方において最も挙用し給うた人物の一人であった。・・・
新しいキリシタン宗団が生まれるための事業とか、初めての布教地を真先に見つけるのは、いつも彼であった。・・・
アルメイダ師の病気が悪化して、すでに死期が近づくと、彼が住む貧しい家はキリシタンたちであふれた。人々は司祭の足に接吻するためにそこへ来て、彼の死を惜しんで泣いた。」