19大友軍の内情
大友宗麟が家督を継いだのは1550年二階崩れの変として知られる父大友義鑑が家督相続をめぐり家臣から殺害された事件によります。家中はスタートの時点から波乱を含んだものでした。
その後も大友家内には有力な家臣たちがおり、宗麟が強力なリーダーシップで家臣団を引っ張っていくというのはなかなか難しい状況でした。